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タイトル:兄の思いやり 名前:na 私は、兄と妹の私の二人兄妹でした。
三才違いでしたが、女の子の分口達者でしたし、だいぶ生意気な妹だったと思います。
ある日、私が小学校低学年、兄が小学校高学年の頃のことでした。
家の前で兄とかなり盛り上がって遊んでいました。
そこに兄の同級生が通りかかり、
「よぉ!妹のおもりしてんの??大変やなー」
と兄に話しかけてきました。
私はませた女の子でしたし、同等なつもりで遊んでいたので、内心、『おもりってなんか腹立つ言い方やな!』と思いながらも、
『いいよ、お兄ちゃん、かっこつけたいお年頃だもんね、友達の手前おもりって言っていいよ、大変なんだけどしょうがなく遊んでやってるんだよって言っていいよ、許す!』と思いながら、空気を読んでその会話を聞こえないふりしていました。
すると兄が、「ちがうよ、一緒に遊んでるだけだよ」と友達に答えたんです。
その友達は、「そうなんやー、じゃ、また明日な」ぐらいの感じで去って行きましたが、私は一人でジーンと感動していました。
些細なできごとですが、たくさんの兄との思い出の中で一番、胸がじんわり温かくなる思い出です。[RES][No.159] 2019/05/06 09:57