「折り紙 夢WORLD 花と動物編」の紹介
本の中はまさしく折り紙の「夢の世界」
想像以上に良かったので、本の中身を紹介します
折り紙 夢WORLD 花と動物編
著者:川崎 敏和
~ 花 の 章 ~
写真の上のバラがこの本の主役とも言えるバラ。多くの人がこのバラを折りたくてこの本を買うのではないかと思います。花びらが多く本物みたいに見えます。
折るのは想像通りに難しく、始めの一枚は駄目にしてしまいました。2枚目はイマイチの出来。3枚目で何とかまともなのが折れました。
練習するのには20cm×20cm以上の大きな紙がいいらしく、本番は30cm×30cm位の和紙かタント紙というのがいいらしいです。
下のバラは1分ローズと言われるもの。これは簡単に折れました。これも綺麗です。
本には葉の折り方もあり、折り方を見ると、一枚の折り紙で三枚の葉と茎を折ってしまうという、これまた素晴らしい折り紙です。
この水仙は、折り紙を半分に切った長方形の紙で一枚の花びらを折り、6枚の花びらを組み立てるユニット花です。
花びら一枚一枚を折るのは簡単だけど、組むのが少し難しいです。出来上がりは本物みたいに見えて綺麗です。
桜一輪と桜ネットです。
私はまだ折っていませんが、たくさん折って飾りたくなってしまいました。
しゃくなげです。
ユニットかなと思ったのですが、折り方を見たところ、一枚の紙で一つのしゃくなげを折りあげるようです。かなり難しそうですが、時間がある時に是非挑戦してみたいです。
葉は、半分に切った長方形の折り紙を8枚組んで作ります。
右下に見えるのは蝶の折り紙です。
あやめです。
2種類のパーツをそれぞれ3個、合計6個を組んで作るユニット花です。
難易度は普通です。
このアジサイはユニットなのかと思ったら何と!一枚の折り紙で折られています。「平織り」という折り方なのだそう。
こういう折り紙があることを今まで知りませんでした。是非マスターしてみたい。
難易度はやや難しいで、練習の折り方まであります。
「てっせん」で6枚のユニット花です。
桜ネットの長パーツと水仙に似た技法を使います。
難易度はやや難しい。
椿です。
1分ローズとほぼ同じ折り方。小さな黄色い紙を重ねて折ります。
難易度は普通。
~ 動 物 の 章 ~
ここからは動物の折り紙を紹介します。
動物の折り紙で一番面白いと思ったのは、この「トカゲ」。
難易度は「やや難しい」で、カエルを折ってから挑戦しましょうとありました。
子供に写真を見せたら、「これが折り紙?」とびっくりしていました。
これはカエルです。
これも立体的で面白いです。難易度は「やや難しい」。
飾って見るだけと思いきや、後ろ足をつまんで、指を緩めるとピョンと飛ぶらしいです。
このペンギンもなかなか可愛いです。
求愛ポーズや泳ぐ姿にもなる。
難易度は「普通」。
流氷の作り方までありました。
写真下で泳いでいるイワシの折り方もあります。
以上、私がこの本で気に入った折り紙を紹介しました。
下に目次も載せておきます。
本書の使い方
記号の説明
基本的な折り方
「基本形」の折り方
上手に折るコツ
カラー口絵
花の章
Lesson1 中割り留め
Lesson2 ユニット花の組み方
- 桜ネット
- つつじ
- しゃくなげ
Lesson3 ねじり折とその立体化
- 1分ローズ
- 薔薇
- あやめ
- 黄菖蒲
- てっせん
動物の章
- 羊
- 蝶
- ツバメ
- 黒豹
Lesson5 じゃばら(蛇腹)の基礎
- カエル
- トカゲ
- クマ
- 鮭
- ペンギン
- 小魚(イワシ)
- ウミガメ
- トビエイ
Lesson6 多重中割り留め(入門編)
Lesson7 多重中割り留め(実践編)
Lesson8 アサリ貝の練習
- アサリ貝
- フジツボ
あとがき
口絵に使用した用紙一覧
このページで紹介した本
折り紙 夢WORLD 花と動物編
24cm角の大きな折り紙
トーヨー 折り紙 50色おりがみ 24cm角 60枚入
両面同色の大きな折り紙
エヒメ紙工 両面同色おりがみ 大きいサイズ 25cm 30枚
35cm角の大きな折り紙
トーヨー 折り紙 片面おりがみ 単色 35cm角 あか 50枚入