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2009 年 6 月投稿文

< Jun 2009 >
大使館からのスポット情報(続き)
3.現在、改革派支持者による抗議行動が継続的に実施されており、警官隊との衝突等の事態が日々発生しております。
つきましては、イランに渡航・滞在を予定されている方は、引き続き、以下の諸点に留意し、不測の事態やトラブルに巻き込まれないよう安全対策を十分に心掛けるとともに、報道や在イラン日本国大使館等から最新の情報を入手するよう努めてください。

(1)情勢は一見平穏に見えても急変する可能性があるので、常に情報収集を怠らず、周囲の状況に気を配る。

(2)政治集会、政党事務所・立候補者の選挙事務所、治安機関関連施設や関係車両には近づかない。

(3)特定の政党・立候補者の非難や支持など、不用意な議論・言動は慎む。

(4)抗議デモ、民衆と警官隊の小競り合いや衝突に遭遇した場合には、速やかに現場を離れる。

(5)夜間の外出は行わない。また、不要不急の外出は控える。

(6)公共交通機関は使用せず、タクシー等を使用する。

4.なお、イランには別途「危険情報」を発出していますので、同情報の内容にもご留意ください。
2009-06-22 (Mon) by 管理人
大使館からのスポット情報
イラン:大統領選挙後の抗議デモについて(注意喚起)(その3) (2009/06/22)

1.6月12日(金)に実施された大統領選挙の開票結果をめぐり、翌13日(土)から大規模な抗議行動がテヘラン市内で継続的に発生しています。
また、マシュハド、イスファハン、シーラーズ等の地方都市においても、中小規模の抗議行動が発生しています。

これまでの死者数は以下のとおりです。(報道ベース)

イラン側報道

15日、バシジの発砲で7人死亡(16日付 IRIB)
20日の衝突で、13人死亡(21日付 PRESS TV)
20日、自爆テロで1人死亡(21日付 PRESS TV)

西側報道

14日のテヘラン大学寮襲撃で、学生4人死亡(18日付 ロイター)
15日、バシジの発砲で8人死亡(16日付 BBC)
12日から19日午前までの間に、合計15人死亡。
(19日付 アムネスティ・インターナショナル)
19日の衝突で少なくとも10人死亡
(20日付 アムネスティ・インターナショナル)
20日の衝突で19人死亡
(未確認としながらも死者は少なくとも150人に上るとの情報もあります)
(20日付 CNN)
20日、自爆テロで2人死亡(21日付ニューヨークタイムズ)

2.20日発生の自爆テロ

20日午後、テヘラン南部のイマームホメイニ廟北側靴脱ぎ場付近入口で、体に爆弾を巻き付けた男が自爆し、1人(被疑者)が死亡、礼拝者3人が負傷、負傷者3人のうち2人はアラブ諸国国籍で、1名はイラン国籍で、この爆発により、霊廟の一画が損傷したとの報道があります。事件の詳細については、現在警察が捜査中です。(21日付当地各紙)

 なお、一部報道では死者2人、負傷者8人との情報もあります。
(次の記事に続く)
2009-06-22 (Mon) by 管理人

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