イランのお菓子

たくさんあるので、少しずつ紹介していきます。

綿菓子(ハシュマッキ)

綿菓子(ハシュマッキ)

日本の綿菓子とはまたちょっと違っていて、これはもっと高級っぽいお菓子です。

丸く形作られていて、うえには細かくしたピスタチオがのっていたり、チョコレート味があったりします。

日本のより、綿がしっかりしていて、もっと濃くのある味。一口かじると綿がふんわりとほどけ、口の中でとろけるその甘さは、とっても不思議な美味しさです。
お茶菓子に最適。

ホルマと胡桃

ホルマと胡桃

これ、「ホルマ」という黒くて甘い実の中の種を取り除いて、胡桃を詰めたものです。

写真のは、一つのものにホルマをいくつも使ってジャンボに豪華に作られていました。

プルーンと胡桃

プルーンと胡桃

これは、結構珍しいかな?干したプルーンに胡桃をはさんだもの。

私は、友達からいただいて、初めて食べましたが、胡桃のサクサク感とプルーンがマッチしていて、美味しかったです。ホルマほど甘くないのも良いです。

クルチェ

クルチェ クルチェ

イランの北の方、主にカスピ海の近くで売られている、日本でいうお饅頭のようなお菓子です。中身は何で作られているのか?あんこのような甘いものが入っています。

上の写真は、左が店先で売られていた手作りのもので、右が機械で作られているもの。機械で作られているものは、バナナ・チョコ・ココナッツ味などいろいろあります。

これらは数ヶ月間持ちますが、手作りのは、出来たての熱々が美味しく、日にちが経つと硬くなってしまいますので、早めに食べたほうが良さそうです。

ズーレビア、バーミエ、グッシフィレ

ズーレビア、バーミエ、グッシフィレ

右上にある丸くて大きなのがズーレビア。左にある細長いのとその下にある小さなのがバーミエ、中央にある四角い形をしたものがグッシフィレ(ペルシャ語で像の耳の意)です。

とても甘いお菓子で、ラメザン(断食月)の時期に良く食べられているようです。断食すると、何故か甘いものが食べたくなってしまう。カロリーが高いからかな? そんなわけで、ラメザンにはこれです。

シーリニィ ヤズディ

シーリニィ ヤズディ

これは、ヤズドという街のお菓子です。

お菓子の名前は、ゴッタブ、シーリニィ ナーレギリィ(ココナツでできている)、バーガラヴァ、ベレンジィ(お米の粉でできている)など、いろいろあります。香料を使っているものもあり、いい香りがします。

シーリニィ マシャディ

シーリニィ マシャディ

私の大好きなお菓子です。

柔らかいクッキーのような感じで食べやすいです。甘くて紅茶によく合います。

シーリニィ ノホッチィ

シーリニィ ノホッチィ

お正月に親戚の家に行くと良く出してくれたお菓子で、このお菓子を見るとイランのお正月を思い出します。

他のイランのお菓子に比べると甘さ控えめで、小さくて食べやすくサクサクしています。これも私の好きなイランのお菓子です。