子供達の日本の学校での生活

2008年6月、イランの夏休みの間だけのつもりで子供達を小学校に入れました。

この時長男は5年生、次男1年生。2人にとって初めての日本の学校でした。2人ともイランに住んでいる時には現地の学校だったので、日本語を教わる機会がなく、私が教えていましたが、イランの学校の勉強もあったので、あまり無理はできずに長男は小学3年生程度のレベルで、次男はひらがなが少し書ける程度でした。

長男自身、学校に行く前に心配だったのは、友達がすぐにできるかどうか?先生は怖くないか?と日本語での勉強のことでした。次男は特に不安には思っていないようでした。


そして、学校に行く初日。2人を学校に連れて行ったのですが、校長先生は、「この日は月曜日で朝礼があるので、みんなの前で紹介します。」と言った。私も朝礼の様子を見ていたのですが、2人とも恥ずかしそうにしながらちゃんと挨拶を終えて、それぞれのクラスの列に加わりました。

私は一旦家に帰り、3時半頃次男の教室に迎えに行くと、次男が3、4人のクラスメートに囲まれている。見ると女の子ばっかり。

その女の子達は、

「ねーっ、イラン語でごちそうさまってなんていうの?」

「イラン語でありがとうってなんていうの?」

と、次男を質問攻め。次男は質問には答えずに、逃げるようにリュックを背負って廊下に出ると、その女の子達も次男の後ろからゾロゾロ付いていく。面白い。


校門のところでは、長男に会った。長男は、3人の男の子と一緒に歩いていた。

「友達と一緒に帰るから。」と、長男。

友達ができたようでホッとした。

家に帰ってから、2人に学校の感想を聞くと、

長男「楽しかったよ。皆親切で、先生も優しかった。給食がすごくおいしかった!」

次男「おいしいご飯がでたんだよ!すごく楽しかった!毎日行きたい!!」

と、二人とも興奮して話していた。給食がすごくおいしかったと、2人とも口々に言うので

「ママのとどっちが美味しい?」と聞くと、「ママのよりおいしいー!」 だって。



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