内容紹介
9人のハッピー医師団が、ママの質問に答えます。
目 次
耳鼻科
●鼻水が続くときは、どうすればいい?
鼻水は大切な防衛反応
風邪を引いたときの鼻水は、外からのウイルスや細菌を排除してくれる、大切な防衛反応です。とはいうものの、熱が下がって、1週間たっても、1ヵ月たっても、鼻水が続くときは、心配になりますよね。でも、2歳ごろまでは、鼻水の続くことはよくあること。成長とともに落ち着いていきます。これは鼻の構造が未熟なためで、機嫌がよければあわてなくて大丈夫です。まずは、家でできる鼻のケアをしてあげましょう。(P17より)
大切なのは「鼻水をためないこと」
鼻づまりがラクになる方法
副鼻腔炎(ちくのう)と、アレルギー性鼻炎
耳鼻科でしかやっていない「鼻ミスト」
●風邪を引くとなる「中耳炎」の謎
その正体は、「耳の風邪」
「痛い中耳炎」の応急手当
どうも聞こえが悪い?と感じたら
「鼓膜切開」「チューブ挿入」は恐ろしい?
プールで、中耳炎にはなりません
●花粉症の原因、調べます
夏に増えた、子どもの花粉症
●気持ちのいい耳掃除のコツ
耳あかは外に押し出されるようにできています
家で耳掃除をするときのポイント
●「いびき」がパパより気になるとき
赤ちゃんは案外、いびきがすごい
*[コラム]「ママの声が届いていますよ」
皮膚科
●この発疹は何?――― 解読の手引き
「疾風のように去っていく」発疹
左右対称(内なる敵)か、非対称(外敵)か
「かゆみ」はつらいよ
●もっと知ってほしい「アトピー性皮膚炎」
アトピー性皮膚炎は、不治の病ではありません
治療のゴール
まず、皮膚炎をコントロールする
ステロイドは危険な薬?
正しく知っておこう、ステロイドの副作用
大切なのは、ステロイド外用剤の塗り方
身の回りの環境を「優しく」する
●アトピー性皮膚炎Q&A
子どものアトピーも、皮膚科でいいの?
医師によって診断が違うので、戸惑っています。
「絶対に効く」と薦められた治療法、試してもいい?
何をやっても治らないのですが。
*[コラム]「お母さんも、時には息抜きを」
●あせもは、出始めが肝心
●とびひを広げないコツ
●水いぼ――取るべきか、取らざるべきか
●冷やして気持ちいい虫刺され
●やけどは1秒でも早く冷やす!
Dr.明橋の相談室
おしゃぶりが手離せないんです
育てにくいと感じる子
人前に出るのが苦手です
仮病を使うのですが
歯科
●イヤイヤ期でもできる、虫歯予防
虫歯も細菌感染の1つです
口の中は、細菌のイス取りゲーム
大敵は、砂糖が歯に触れている「時間の長さ」
いちばん効果のある、寝る前の歯みがき
プロの口腔内清掃と、驚きのキシリトール
*「歯みがきできたね!」ママの工夫(体験談)
●初めての虫歯治療を、予防への大きな一歩に
●これならできそう「正しい歯みがき法」
歯みがき粉の効果はいかに?
●世界で虫歯が減っている!?フッ素利用NOW
フッ素は、歯の再石灰化を促進する
●「虫歯のない大人」も夢ではありません
見落としやすいのは、10歳までの仕上げみがき
●歯並びが気になっています
眼科
●「近視」=「目が悪くなった」という考えは、間違いです
近視でも、近くは1.0以上見えています
近視が進む、最大の原因は?
目の「長い人」「短い人」
テレビやゲームは、どれくらい影響するの?
視力低下は、育て方のせいではありません
●「レーシック」について聞かせて
メガネを手離せる日は近い?
●赤ちゃんの目が時々、斜視のように見えます
赤ちゃんの目で、知っておきたいこと
●乳幼児でも、視力検査が大切なの?
「弱視」は早期発見が大切
●どうしてこんなに「目やに」が多いの?
ふいたら治まる?それとも一日じゅう出る?
小児科
●子どもによくある感染症
感染症から子どもを守りたい
うちの子はよく風邪を引くけれど、体が弱いの?
敵の動きを知る――4とおりの感染ルート
インフルエンザと溶連菌感染症、「発熱」のケアは同じ
●予防接種の基礎知識
要チェック!予防接種のスケジュールの目安
「副反応」が怖くて、受けるかどうか悩みます
●アレルギーのお話
問題は外ではなく、内にあり
こんな症状となって現れます
もしかしてアレルギー?と思ったら・・・
治療のゴールまでの基本
調子が悪くなるものの目星をつける
長いつきあいになりますが
<おわりに>
子どもも、つらい病気と闘って、がんばっています。
見守る親も、必死な思いでがんばっています。
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