示談交渉人裏ファイル



示談交渉人裏ファイル (角川文庫)
示談交渉人裏ファイル (角川文庫)

著者:柳原 三佳 浦野 道行
発行:角川書店
  示談交渉人裏ファイル/ 内容(「BOOK」データベースより)
「俺たちの仕事をやりにくくしてくれて、どうもありがとう」交通事故被害者の立場から自動車保険や査定システムの問題点を告発するジャーナリスト・柳原氏に届いた一通の手紙。それは、損保会社や運送会社で交通事故の損害調査、示談交渉を長年手がける浦野氏との出会いの始まりだった。治療費打ち切り、交通事故偽装、尾行、談合、葬式列席マニュアル…弁護士さえ知らない示談交渉の生々しいやりとりと、査定現場の驚くべき実態が明らかにされ、損保業界や交通行政の問題点が浮かび上がる、衝撃のルポルタージュ。

 目 次 

まえがき

序章 これが示談交渉人の仕事です

査定のお仕事
わからないときはノーと言え
幸と不幸を見る仕事
葬儀で「人殺し!」
加害者用お見舞いマニュアル
被害者が通院治療中に、自宅へ見舞いに行く場合、まず、「このたびは、いろいろとご迷惑をおかけして申し訳ありません」と、丁重に、心を込めて挨拶をします。過失割合に関係なく、痛い思いをさせたことに関して、お詫びすることを心がけてください。見舞い品は、3000〜5000円の果物かお菓子を持っていきます。原則として、現金は出さないこと。現金を持っていくと、「この程度の金でごまかすのか」と言われる場面があります。(P40、41より)
葬式マニュアル

第一章 保険金詐欺がなぜ多発するのか、その裏側をお話ししましょう

<示談交渉における隠語>【モラルリスク】
保険金詐欺には尾行調査
管轄が違えばチェックなし
社員自ら詐欺をする
保険金着服の担当者
自賠責請求の代理人
アフロスは保険会社が手伝う?
調査が厳しい接近事故の抜け穴

第二章 査定とは「適正」という名の減額です

<示談交渉における隠語>【一三六(いちさんろく)】
払い渋り報道の真実
加害者に責任なし
免責事故では保険金は出ない
同僚災害は労災保険で
定型で始まり、定型で終わる
交通行政は穴だらけなんですよ
警察の調書が支払いの基本

第三章 病院とはもちつもたれるなんですよ

<示談交渉における隠語>【ケンキリ】
見込み示談の裏側
自由診療の落とし穴
悪徳クリニックとの闘い
年間三〇〇人もの交通事故患者
患者紹介の礼金五万円

第四章 示談に身分は関係ありません

<示談交渉における隠語>【見込み示談】
ホームレス被害者の「クレーム」
戸籍のない男
議員先生はすごいなあ
そして、ダンプが衝突を目撃したという二〇〇メールと手前の地点から実際に確認してみたんですが・・・、なんと、その場所からは事故現場なんてまったく見えないんです。
もう、一目見て、「見えるわけないよな!」って感じ。
そこは直線道路なんだけど、かなり勾配のきつい坂になっててね、二〇〇メートルも手間から見ようと思っても、物理的に不可能なんですよ。
警察もほんといい加減ですよね。この証言はまったくの作り話だったんです。(P161より)

被害者なのに賠償金を払った芸能人

第五章 示談交渉人とは何でも屋なんです

<示談交渉における隠語>【一束(いっそく)】
右脚をどうなさいますか?
示談交渉人にも情はある

終 章 示談交渉とは情をカネで切る仕事です

ひいた相手は親友の母
加害者の妻の「遺書」
お金なんていらない
カネで置き換えるのは無理なんです
示談交渉の現場から

あとがき


示談交渉人裏ファイル (角川文庫)
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