交通事故に負けない被害者の本



交通事故に負けない被害者の本

交通事故に負けない被害者の本
著者:吉岡 翔
出版社:日本実業出版社

  交通事故に負けない被害者の本/   目 次  

1章 誰もが被害者になる! 交通事故の実態

1 人身事故はどのくらい起こっているか
●人身事故の被害者とは? ●深刻でトラブルが多い人身事故 
●1日の交通事故の死傷者は約3200人 
●交通事故による経済的損失は、年間3兆4800億円
●死者数の実態と後遺障害者の増加
2 〈だれ〉と〈だれ〉の事故が多いか
●車に乗っていても歩いていても事故! ●どこでどのようにして事故は起きるか
●交通事故の相手の車は何? ●加害者がいない単独事故の実態は?
●圧倒的に多い"自家用車が悪い"交通事故
3 事故が起きた原因は何か
●こんな交通違反から事故が起きる!
●遺族や被害者に大きな傷跡を残す人身事故

2章 人身事故を起こした加害者はどう罰せられる?

1 加害者はどんな法律で罰せられるか
●人身事故の加害者を罰する法律は? 
●人身事故をともなわない交通違反の処罰や処分
●他の犯罪に比べて軽い! 交通犯罪の刑
2 加害者は実際にどんな処罰を受けるか
●人身事故の検挙者は多いが― ●加害者が罰せられるかどうかが決まるまで
●検挙されても罰せられない多数の加害者 ●罰せられない加害者が増えた理由
●罰せられても、非常に軽い罰!
交通事故の加害者になりやすい性格とは?

3章 警察・検察は捜査・処理するか

1 人身事故を警察はどう扱うか
●人身事故の捜査・処理の流れと取り調べの警官
●被害の程度で捜査・処理の書式が違う
●警察から検察庁に送られる調書・書類は?
●98年6月から、さらに事故捜査が簡略化
●軽いケガの人身事故は捜査を中断!?
2 問題点が少なくない、警察の捜査・取調べ
●警察の交通事故の捜査・取調べには手抜きも?
●ヤル気のなさを示す"不祥事"が次々と
●おざなりな捜査・取調べによる被害者の不利益
●警察に対する被害者の切実な訴え!
3 被害者に対する警察の対応が変わってきた
●被害者側への連絡・説明の新しい制度 ●被害者側へのアドバイスや支援
4 検察庁・検察官の取調べはこう行われる
●加害者の起訴・不起訴を決める検察官とは?
●人身事故に関する検察官の取調べ・処分の流れ
●被害者側の事情聴取と加害者の裁判の状況
●検察庁では扱いが軽い? 人身事故
5 検察庁の扱いを改善させた"隼君の事故"
●非難をあびた"隼君の事故"の不起訴処分
●法務大臣の謝罪をひきだした両親の活動
●疑問の不起訴や検察官の怠慢のケース
6 不起訴に対して異議があるなら検察審査会へ
●"隼君の事故"以来増えた検察審査会への申立て
●不起訴処分の当否を審査する検察審査会とは?
●不起訴が起訴に変わるケースはまれだがー
7 検察庁の被害者への対応のしかたが変わってきた
●事件のその後を教える「被害者等通知制度」
●検察職員OBによる被害者支援と不起訴記録の開示

4章 損害賠償で被害者は救済されているか

1 事故発生から解決までの流れ
●結局は"金銭"による解決しかない
●負傷→治療・入院→完治・症状固定→損害賠償請求
2 損害賠償はどう請求して、どう解決するのか
●損害賠償を請求・解決する3つの方法
●損害賠償の解決方法は「示談」が98%以上
●示談代行者〈保険会社〉相手のメリット・デメリット
●調停・訴訟の利用数は?●裁判では判決、和解で解決!
3 自賠責保険は被害者救済が目的
●「自賠責保険」と「任意保険」の意味 ●最低限の補償の自賠責保険とは?
●自賠責保険会社と任意保険会社との関係
●加害者が支払わないときは「被害者請求」で
●被害者に対する自賠責保険の支払い状況
●自賠責がまったく支払われないケース
●加害者の言い分がとおりやすい実情とそれをくつがえした判決
●過失の割合に応じて減額される
●減少している自賠責保険が支払われない件数
●ひき逃げや無保険車の人身事故は政府が保障
4 自動車保険料率算定会(自算会)の役割は何か
●自賠責保険の損害調査・算定をする自算会とは?
●被害者請求における「損害調査の流れ」
●被害者側にとっての自算会に対する疑問・問題点
5 任意保険にはどんな役割があるか
●事故や損害補償の内容からみた任意保険
●任意保険商品の種類と被害者の補償
●「対人賠償保険」付きの車の割合は?
●普及率が低いタクシーや営業トラック
●対人賠償保険の契約金額は大半が「無制限」
●契約金額の割には支払額は少ない?

5章 人身事故にあったら、すぐにやらなければならないこと

1 加害者がやらなければならないことをチェック!
●加害者はやるべきことをやったか? ●法律で定められている加害者の義務
2 被害者がしておかなければならないこと
●加害者の住所・氏名、車や保険についての確認
●事故現場に行って有利な材料を拾え!
●被害者の保険会社への通知、ときには警察へも
●加害者の態度・行動に対する注意点・留意点
●被害者が加入している保険で補償が受けられないか?
3 ふさわしい病院を選び、医者と良好な関係をつくろう
●納得のいく病院で納得のいく治療を!
●主治医・担当医とコミュニケーションを密にしよう
4 診療・治療費の支払い方法を被害者側に有利に!
●診療・治療費の支払いはどうなるか
●人身事故の治療には「自由診療と」「健保診療」がある
●「自由診療」の医療費は「健保診療」の2〜2.5倍
●「交通事故に健康保険は使えない」はウソ!
●健康保険側は病院に支払った分を加害者側に請求
●業務上の交通事故に使う労災保険とは?
●健康保険を上手に使おう! ●自己負担が一定額を超えると超えた分が戻る健保
●健保使用をしぶる病院はこう説得しよう!
●交通事故に健康保険を使用する手続きは簡単
●健保利用で被害者負担の場合の自賠責との関係
交通事故鑑定人とは?

6章 警察・検察に被害者はどう対応すべきか

1 被害者はどういう態度で警察と接したらいいか
●警察に協力を求められたら応じよう
●ケガの程度にかかわらず受ける被害者の聴取
●後々、非常に重要になる「被害者供述調書」
●被害者供述では堂々と真実を話せ!
●署名・押印は慎重すぎるほど慎重に! ●実況見分に立ち会う場合の留意点
●被害者供述のない処理は加害者側が有利!
●警察の捜査・処理の段階で不利なときはこうしよう!
2 被害者として検察にどう対応したらいいか
●検察庁に呼ばれることは少ないがー
●検察官に被害者側の状況・心情を訴えろ!
●加害者の処分がどうなったかを聞こう
●再捜査で不起訴がくつがえるケースもある
●不起訴に不服の場合は検察審査会に申し立てよう

7章 損害賠償で加害者・保険会社に行なうこと

1 損害賠償を請求する相手を決める
●損害賠償を請求する相手は誰か ●請求できる人を確認する
加害者側が治療費を払わないときは
●治療費は保険会社から直接、病院に支払わせる
●「仮渡金請求」「内払金請求」による支払い
●治療終了後の場合は「本請求」を行なう
3 まず、示談による解決をめざそう!
●加害者側の出方にもよるが、まずは話し合いで
●保険会社の担当者とは? その立場は?
●保険会社の独自の調査と警察の事故情報 ●加害者側の圧力に負けるな!
4 示談交渉、示談書作成はこの要領で!
●示談交渉を始めるのは、いつ、どのように?
●示談交渉前にやっておきたいこと
●保険会社と示談交渉をするときの心構えは?
●保険会社の悪質な担当者は拒絶、上司に訴えろ!
●担当者に対する苦情を訴えるこんな方法も ●示談交渉を弁護士に頼むとー
●人身事故でも保険会社同士の示談がある
●損害賠償の示談交渉に必要な書類は何か
●示談はやり直しがきかない ●示談書には必要事項を落とさずに記載しよう
●直接、加害者と交渉するときの注意点
●保険会社が関与していない示談内容を守らせるには?
5 損害賠償の請求方法〈基準〉と損害の範囲を知ろう
●人身事故で加害者側に請求できる損害の範囲は?
●損害賠償の請求は「弁護士会基準」で
●自賠責・任意・弁護士会の基準とは?
6 「傷害事故(ケガ)」の損害賠償請求はどうするか
●請求項目をしっかりチェック、めいっぱい請求しよう!
●傷害事故で支出した積極損害の項目は?
●休業で損害をこうむったら
●自賠責保険や任意保険の休業損害の補償はこうなっている
●肉体的・精神的な苦痛に対する慰謝料
●自賠責保険や任意保険のケガの慰謝料は安い!?
●人身事故にともなう物損も賠償請求を!
7 後遺症が残った場合は、その損害請求を!
●それまでの損害に加えて後遺障害の損害を請求する
●後遺障害等級の認定を有利に選ぼう
●認定された等級に不満があるときは異議申し立てを!
●慰謝料請求は弁護士会基準で
●後遺障害等級の逸失利益を計算して請求する
●重度の後遺症の場合は将来の介護料を請求
●自賠責・任意保険における後遺障害の損害賠償は?
8 死亡事故の場合は相続人が損害賠償を請求する
●死亡事故でとくに重要な「逸失利益」の算出 ●逸失利益の具体的な計算法
●慰謝料や葬儀費、諸費用を請求しよう
●死亡事故の自賠責・任意保険基準はどうなっているか
9 賠償総額に大きく影響する「過失割合」を有利に!
●加害者側と被害者側の最大争点となる過失割合
●過失の割合はどのように判断・認定されるべきか
●過失割合で保険会社に対抗するには?
●事故事例の「過失割合」の概要を頭に入れておこう
10 損害賠償請求権が「時効」にならないよう注意する
●損害賠償請求のなくなる「時効」
●時効は被害者請求が2年、加害者への請求が3年
●時効の期日が迫っているときは「時効中断」を!
11 「調停」で損害賠償請求を解決する方法も
●示談がうまくいかないときの「調停」とは? ●調停の手続きはむずかしくない
●調停の成立・不成立とその留意点・問題点
12 解決しなければ、最後の手段の「訴訟」で決着を!
●裁判で決着をつけ、加害者に支払わせよう
●実力のある弁護士を選び、上手に依頼する
●裁判や弁護士にはどれだけ費用がかかるか
●弁護士費用がペイできる判決かどうかが問題
●弁護士費用がないときは「法律扶助」の利用を!
民事裁判の高額な「損害賠償」判決事例

8章 人身事故の相談・援護機関や制度を活用する

1 困ったときには無料の「交通事故相談所」を利用しよう
●無料の相談所に相談するのはこんなとき!
●トラブルになったら「交通事故紛争処理センター」
●損害賠償請求の相談は「自動車保険事故相談センター」へ
●自算会では自賠責保険に関する相談を!
●損保全般の相談・苦情は「そんがいほけん相談室」
●加害者が加入している保険会社に相談
●幅広い相談は身近な「公的な交通事故相談」へ
2 こんなにある無料の交通事故相談所
●法律相談は「日弁連交通事故センター」へ
●トラブルになったら「交通事故紛争処理センター」
●損害賠償請求の相談は「自動車保険請求相談センター」
●自算会では自賠責保険に関する相談をー
●損保全般の相談・苦情は「そんがいほけん相談室」
●加害者が加入している保険会社に相談
●幅広い相談は身近な「公的な交通事故相談」へ
3 公的な機関・制度で行なっているさまざまな援助
●後遺障害者や交通遺児を支援する「自動車事故対策センター」
●被害者家庭の支援をする「自動車事故被害者援護財団」
●奨学金を貸与する「交通遺児育英会」
●賠償金からの拠出で育成金を給付する「交通遺児育成基金」
●その他の公的な援護制度や援護機関の利用もー
4 私的に被害者を支援してくれる機関も心強い味方
●被害者の遺族や関係者でつくる「全国交通事故遺族の会」
●重度後遺障害者による「全国交通事故後遺障害者団体連合会」
●その他、交通事故の被害者を支援する機関・団体

○(財)日弁連交通事故相談センター相談所一覧
○日本損害保険協会の自動車保険請求相談センター
○自動車事故対策センター
交通事故とPTSD(心的外傷後ストレス障害)

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