セタレの折り紙のページ

-Setareh's Origami Pages-

「博士の折り紙 夢BOOK」の紹介

博士の折り紙夢BOOK

博士の折り紙夢BOOK
著者:川崎 敏和

川崎ローズ

川崎ローズ

この「博士の折り紙夢BOOK」は、あの有名な川崎ローズの他、Nilva Fina Pillan(ニルバ・フィーナ・ピラン)氏作の「ひまわり」や布施知子氏作の鶴の「はし袋」、動物、植物、虫、遊べる折り紙や様々な紙飛行機、伝統の折り紙など144作品掲載されています。

その折り紙のいくつかを紹介したいと思います。

ひまわり

折り紙のひまわり 折り紙のひまわり 折り紙のひまわり

ニルバ・フィーナ・ピラン氏の「ひまわり」です。

つぼみのような形から徐々に花が開くようにしてひまわりを作ります。

こんな素敵な折り紙があったなんて。私は初めてこの折り紙に出会ったとき、とても感動しました。まるでマジックのようです。

このニルバ氏の「ひまわり」の折り紙は、川崎氏もこの本のはじめに特に薦めている作品です。

ひまわりの中心の茶色の色紙は4分の1の大きさのものを黄色の色紙の上に重ねて折るのですが、のりは使わなくてもちゃんと固定されるように、上手くできているので感心しました。

開くときには少しずつ持ち変えながらゆっくり開くと綺麗に開きます。

葉っぱをつけて部屋に飾ったら、部屋が明るくなりそうです。

つぼみの形のまま持ち歩いて、公園とかで子供の目の前で開いてプレゼントしたら喜ばれそうです。

すいれんの花

折り紙のすいれんの花

とても綺麗なので折ってみたかったのですが、普通の折り紙だと最後にめくるときに破けてしまいなかなか上手く折れませんでした。

和紙で折るといいそうです。

すいれんの葉の折り方もこの本に載っています。

折り紙の本

折り紙の本

イギリスのMartin Wall(マーチン・ウォール)氏作の折り紙の「本」です。

一枚の折り紙で色のある表紙と中の白い部分が上手く折り分けられています。15cmの折り紙で、26mmほどの小さな可愛い本ができます。中が白いので、実際に書くこともできます。

私の現在小学2年生の息子に見せると「セロテープも使わないで一つの紙でできているの?」と、びっくり。「自分も作りたい!」と言うので、教えながら一緒に折った後、少し大きめの紙でもう一つ折ってあげました。

ムカデ

折り紙のムカデ

これは、川崎敏和氏作のムカデで、複数のパーツを組み合わせて作るユニット折り紙です。

私は虫の折り紙にはあまり興味がなかったのですが、くねらせられると書いてあったので、面白そうだと思い作ってみました。ユニット折り紙なので、好きな数だけパーツを足して好きな長さにできます。私は75mmの折り紙を13枚使って作りました。

29cmほどのムカデができました。早速くねくねさせてみましたが、どんなにくねらせても外れないので不思議です。グラデーション色紙で折るときれいだそうです。

ユニット折り紙で虫を作ったのは初めてでしたが、作った後も遊べる楽しい折り紙だと思いました。

折り紙の真珠貝とまき貝

写真右のまき貝はバラと並ぶ川崎敏和氏の代表作と書いてあったので、折ってみました。

薔薇よりは時間がかからず失敗もなく一度目で折れましたが、最後の形を整えるのが少し難しかったです。本の完成図と比べるとちょっと丸っこいので、へこまし方が足りなかったかな?

本当にまき貝のように見える形は、バラに劣らない素晴らしい作品だと思いました。

上に紹介した折り紙の他にもユニット折り紙の「ブロック」や「鶴のはし袋」を作ってみました。

下の写真の右上にある四角いのが「ブロック」です。これは4つのパーツで作りましたが、これをたくさん組み立てて、家を作ることもできます。この本には、「小さな家」の作り方も載っています。

写真の下の「鶴のはし袋」はコピー用紙を7cm×21cmに切って作りました。普通の割り箸が写真のように納まりました。

「博士の折り紙夢BOOK」の折り紙

以上、「博士の折り紙夢BOOK」の折り紙のいくつかを紹介しました。 下に目次も載せておきます。

「博士の折り紙夢BOOK」の目次
「博士の折り紙夢BOOK」の目次
「博士の折り紙夢BOOK」の目次
「博士の折り紙夢BOOK」の目次
「博士の折り紙夢BOOK」の目次
「博士の折り紙夢BOOK」の目次
「博士の折り紙夢BOOK」の目次